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新茶のお話 - 社長のコラム

新茶のお話

新茶は、昔から不老長寿、無病息災の縁起物とされており、新茶と飲む事が1つの行事として尊重されてきました。
早いのが良い事のように最近では、走り、大走りの新茶が出荷されちらほら売場を賑わせておりますが、4月の始めころ販売される新茶のほとんどが島ものやハウス栽培の物で、味や香りがまだしっかりしていない品が多いのです。4月の中旬頃(だいたい毎年この頃)に鹿児島の市場には日本で一番早い品評会出品クラスの新茶が出て、マスコミ等で発表されています。

芳翠園としては、代々守ってきたしっかりとした当社の味と香りの新茶を摘みとった順にお客様にお届けしております。
新茶の値段の差は、まず(島ものやハウスはぬきにして)早く出たものは芽が細かく(手摘みの物だともっと高くなります)手間がかかる事、土壌、水質、肥料、手間暇のかけ方、その他環境作り、その畑の質などにより金額の違いがでます。出来上がったお茶(荒茶)を再生工場(老松園)にて熟練した職人の手により撰別、火入れ、合組されその都度老松園では試飲テストをくりかえし、芳翠園の味を作っております。(新茶以外も同じ)